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胃下垂への対応

胃下垂とは胃が極端に下側にある状態を言います。神経質なタイプの方に多い病気です。胃は通常、座位を取った場合には臍よりも上側に来るのが正常ですが、この状態で骨盤あたりまで下がっているケースもあります。

体系が細い人、いわゆる痩せ型の人は内臓下垂体質です。つまり胃、肝臓や腎臓なども下垂する傾向が強く、特に病気で全身的に衰弱している方に多い症状です。

下垂が進行してくると、胃には緊張感がなくなり、胃の運動機能が低下します。このことで消化作用も低下し、食べたものが胃に停滞する時間が長くなります。

食事の後にお腹が張ったり、膨満感も強いという場合、また胃の食べ物がなかなかなくならず、吐き気が起こる、などの場合は早急に病院で診察を受けることが勧められます。

立ち上がった状態で下腹部に注意してみると、下腹部が出ているのに上腹部がくぼんでいる場合や、体を捻ってみたときにみぞおちのあたりに激しい痛みがある、という場合も注意が必要です。

胃の中にものがたまっているのに胃酸がたくさん分泌され、胃酸過多の状態になる、つまり消化不良と胃酸過多が同時に現れるとやはりやっかいな状態です。

この鍼灸治療は鍼灸の得意分野です。まず慢性的な疾患のため、根気強く治療を続けることが大切です。全身の体力を増強して虚弱体質を改善することが第一ですが、生活習慣の改善も多くの場合必要です。

また胃の不快感などが無くなっても、下垂した状態が戻るとは限りません。症状が起こらない方は多くいらっしゃいますので、下垂そのものが病気だとは考えないようにすることも大切です。

軽度のスポーツ、負担にならないような運動をしたり、趣味を増やして楽しむ時間を増やす、自分の好きな料理を積極的に食べる、などのリラックス法も効果的な治療につながります。

不安感があるとどうしても負担になりがちですので、あまり偏った考え方を維持しないようにすることが大切です。